続・黄金の人

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「お前は全く進歩がない。」 叱責しつつ、40年後のわしはおいしそうに、味のついてない餅を頬張った。 ちゅばちゅばと餅を口から出したり入れたりして、正直汚かった。 「嫌だ!コンナンジャ光輝ケナイヨ!」 そう叫んだ途端、私の体は眩いほどに光り輝き始めた。 50年後のわしは、それを見てびっくりして、餅をのどに詰まらせたらしく、悶え始めた。 「も、も、も、も、も、も、餅ぁはがぁっ!!!!」 そんな餅をのどに詰まらせている自分も嫌だった。 「嫌だ!コンナンジャ光輝ケナイヨ!」 再び私が叫び、私の体はますます光を増した。 「そんなこと言わないでっ、みんなで光り輝こうよ!!」 40年後のわしが泣きながら叫ぶと、50年後のわしも悶えながら光を放った。 それは、私が今も、40年後も、50年後も光り輝いている証だった。 3人で光り輝きながら、60年後も70年後もきっと光り輝いていたいと思う、今日この頃なのだった。
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