統合失調症からの幻聴、らしかった

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統合失調症からの幻聴、らしかった

小さいころから、いろんな声が聴こえてました。 フツーに耳に届く、と言う意味じゃなくて。 ぶっちゃけて言うと、『幻聴』ってやつです。 明瞭な意味を持ったものもあれば、意味不明なものもあって。 そりゃあ、戸惑ったものですよ。 これはのちのち、近しい人から罵詈雑言を受けて。 それが、PTSDになっちゃった、そんな幻聴もありますが。 なので、付けられていた病名は、統合失調症なんです。 ちょっと昔の言葉でいうと、 『精神分裂病』 ってやつね。 この病名は、スキゾフレニア、の誤訳からのものらしいけど。 当事者にとってみれば、そんな誤訳より、幻聴をなんとかしてくれ。 そう思う毎日。 とにかく幻聴が始まると、他のことができなくなって。 意識はそっちに奪われかけちゃうし、何より苦しい! これには、ほとほと困り果てる日常です。 あんまり思い出そうとすると、本当に幻聴始まっちゃうし。 いまの病名である、 『解離性同一性障害』 の中の子(内部人格)が登場しかねないので、一旦切りますね。
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