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そのあと、2時間くらいで
ユミが来て少し遅れたけど出発。
『里桜っ!ホント、ごめんね〜っ』
ユミは一生懸命謝っていたけど
私は全然、何とも思っていなくて
ただただ楽しみでしかなかった。
『ユミ…、謝らないでよ〜。
私の方が急に言ったから…、ごめんね?
でも、ありがとう!すごく楽しみで昨日の
夜勤、深夜に終わってからも眠れなくて…
実は寝坊しちゃったんだ〜、ふふっ。』
『え〜っ?そうなの?』
『うんっ!だってランドとシーに
行けるなんて信じられないんだもん!』
昔…、何年前かな…?
パパと二人で行ったのは。
6歳の誕生日だったから
17年も前だ…
あの時から一度も
そういうテーマパーク的な
場所には行ったことがない。
中学の修学旅行はTDL
高校はUSJだったはず…
私はどっちも行ってないから…
でも、大好きな友達と
一緒に行けるなんて夢みたい。
ホントはミサトも一緒に
行きたいって言っていたんだけど
あまりに急だったから
お休みが取れなかった…。
だから今回は二人で
次はお休みを合わせて3人で
絶対に行こうね!って約束をした。
到着をしたその日はシーの夜の
チケットでパレードを見て、次の日は
朝から晩までランド。
そして最終日は朝からシーで遊んで
15時頃にはユミの家へ向かった。
帰りの新幹線の中では
いっぱい撮った写真を見ながら
ずーっとおしゃべり。
ユミが撮ってくれた
私一人の写真と動画
二人で写っている写真…
どれを見ても楽しそうに笑っている。
心からの笑顔で
ふざけながらユミに近づいて行く私…
一年後…
優ちゃん…、私笑ってるよーー。
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