プロローグ

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「ねえ。何をしていたの、櫻君」 「何が?」 「何がじゃないよ。私言ったよね?」 「何を?」 首を傾げる仕草をするこの人は、本気で私が何を言っているのかわかっていないようだ。 「もういい……。もう、櫻君なんてきら、」 「ねえ」
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