私達の日常! 最初の1歩は前途多難っ!?

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ガンッ……! レーギス「ニ゙ュゥウゥゥッ……!!」 デキナイダーの攻撃を防ぎ、その衝撃でレーギスは後ろに滑っていく。 カインド&マイディー『ハァァアアアッ!!』 レーギスと入れ替わるように二人が前に出て、デキナイダーに攻撃。 ドンッ! デキ「デキナァァァ……!」 二人の攻撃が直撃し、デキナイダーは後ろに倒れていった。 カインド「レーギスっ!!」 カインドは振り返り、レーギスに合図を送る。 レーギス「ッ……! 分かってるッ!」 レーギスは気合いを入れて、技を発動する。 レーギス「嫌な気持ちに、アデューッ!!」 眉に指を当て、沸き上がる気合いと共に勢いよく投げ払う。 レーギス「ッ!!」 ビシィッ 腕を前に突き出し、ピンッと伸ばした人差し指と中指でデキナイダーを指差す。 レーギス「貴方の心をロック!!」 デキ「デッ、デキナイ……っ!」 身体を起こしたデキナイダーに狙いが定まる。 レーギス「失くした心に、希望を──貴方に!」 レーギス「スペアミッサ・リカバーライトッ!!」 伸ばした腕を反対の手で固定し、強く叫んだ。 伸ばした指先に光が集い、大きな光の玉となる。 レーギス「シュートッ!!」 覇気の籠った声と共に、光の玉が発射された。 反動で身体が大きく仰け反る。 デキ「デキ、ナ──!」 光の玉はデキナイダーに向かって飛んでいく。 ボユンッ 光の玉は見事に当たり、光がデキナイダーの全身を包み込む。 レーギス「ッ──」 レーギスは指先を口元に持っていき、フッと息を吹く。 そして──指で切るように、腕を払った。 ショウテン~…… その動作に合わせて、デキナイダーは光となり散っていった。 「……」 囚われていた子供が解放される。 パァァァ…… 空から光が降り注ぎ、傷付いた街を癒していく。
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