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ツンドリー「もういい…、闇に染まれェッ!!」
ツンドリーは掌をカインドに向けた。
ドヒュゥッ
闇のエネルギー弾が発射される。
カインド「ッ──!!」
ヒュゥッ
上から何かが飛んできた。
マイディー「フッ!!」
ドンッ
デキーッ!?
デキナイダーが腕を蹴られ、掌の力が抜けた。
カインド「ッ…!」ググッ
カインドはこの瞬間を逃さず、デキナイダーの掌を押し退けて下から脱出する。
ドゴォッ!
デーキナー!
闇のエネルギー弾は、デキナイダーの手の甲に当たった。
ドサッ
カインド「いっ……!」
そのまま地面に落下して、尻餅をついてしまった。
マイディー「ッ!」ドンッ
マイディーはデキナイダーの胸を強く蹴る。
デーキナーイダー…!
デキナイダーは後ろに吹っ飛んだ。
ドォォン…
地面に落ち、土煙が上がる。
トンッ
マイディー「っ」
マイディーが着地した。
マイディー「……」
カインド「………」
マイディーがこちらに歩いてくる。
マイディー「だから、私は言った」
そう言いながら、私に手を差し出してくれた。
カインド「っ……」
私はその手を取って、立ち上がる。
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