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マイディー「私は……」
マイディー「私も…もう誰かが傷つくのを、見たくない」
カインド「っ──」
マイディー「前を見て」
カインド「あっ……!」
前に視線を戻すと、デキナイダーが走ってきている。
ドシンッ、ドシンッ
カインド「ッ…!」
マイディー「っ……」
ドシンッ、ドシンッ
マイディー「──今っ!」
カインド「ッ──!!」 ダッ
その合図に、私はマイディーと一緒に駆け出した。
デーキナーイダー!
カインド「ッ…!」
デキナイダーとの距離が近付いていく。
カインド「っ……、ッ!」ダンッ
私は上に高く跳んだ。
デキナーッ!
デキナイダーは手に持つパソコンの画面をカインドに向ける。
マイディー(させないッ!)
マイディーは跳んで、デキナイダーの腕を蹴り飛ばす。
ドォンッ!
デーキナーッ…!!
デキナイダーはあまりの痛さに腕が大きくブレて、カインドから狙いが外れた。
ビシュゥゥッ!
画面からビームが発射された。
ツンドリー「ウぅソォォォッ……!!」
ドオォンッ!
飛んでいったビームは、その先にいたツンドリーに当たった。
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