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コンビニ店員の吉田真一が目を覚ますと白くなっていた。
上に紐で干していた白いタイルが自分の顔に落ちてきてそれで、起きたら白い景色が広がっていた。
吉田はタオルをどかし、窓を見ると外も雪で白くなっていた。
どおりで寒いわけだと思った。
吉田からでる息も白く布団から出たくないと思ってしまう朝だった。
今日もコンビニへ出勤で動かない体を無理矢理動かして出勤へ準備する。
顔を洗ってるなかで、昨日、オーナーから言われた言葉が頭によぎった。
昨日、吉田はオーナーから、「サブにならないか」と言われた。
店長の補佐みたいな役だが、吉田は、いい返事が出来なくてそのままにしてた。
そうしているうちに出勤の時間になる。
すぐ近いコンビニへ向かった。
今日の出勤は、店長と中森さんという女性でとても接客が上手くて頼りになる人だ。
たまに、ボケがはいるのでそこを注意して見ていた。
昼がこみ合い、いつもサボる店長もレジに入り疲れきって、裏へ休憩を取りに行く。
その間に、吉田は他の小さい作業をする。
そうしてるうちに、夕方になり仕事が終わる。
その時、丁度オーナーがきており、あの話しを聞かれたが、まだ、返事ができなかった。
それを聞いていたのか店長が「吉田君!サブやると給料アップだし、なによりも僕も助かるしね。あと、他の従業員の推薦だからオーナーが吉田君に言ったんだよ。」と言うとまた、パソコンに向かった。
吉田は「お疲れでした。」と帰宅する。
吉田は嬉しかったのか、少しスキップをしなが家へ向かった。
後日、オーナーにやりますと言った。
何か店長のいう通りになってるみたいで嫌だと思ってしまった!
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