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結果オーライ
それからと言うもの、以前よりも風太君は前向きに仕事を頑張るようになり、徐々に成果も上げられるようになりました。
「風太、最近頑張ってるじゃないか」
そう上司に言って貰える事もあります。
「ありがとうございます!」
風太君は元気に答えます。
ふと、上司の目の隈が気になりました。
「先輩体調悪そうですね」
「うん、実は最近寝れてないんだ。
寝てたら急に耳元で赤ちゃんが泣く声がするから飛び起きるんだよ。
家族の者は起きないから単に俺の耳鳴りか夢と思うが。
それが酷いんだよ・・・」
そう言って上司は眉間をつまんで、大儀そうに天井を仰ぎました。
見開いた上司の目は真っ赤でかなり疲れている様子です。
風太君の脳裏に三色の涎掛けがよぎりました。
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