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自己犠牲愛
自己犠牲愛。
何も無い日々の途中
自分の意味を求めてた
君が言うには優しさだと
言われてみるが分からない。
時が経ちて夏眠頃
僕を庇って君が死んだ
それが君の云う優しさならば
僕は優しさなど要らなかった
それでも君と云う人が残した
僕の良い所はいつか
誰かに繋いでやろう
呪いと言われようが
欺瞞と言われようが
自己犠牲で君が救われるならば。
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選べない弱さを優しさと呼んだ
幸せの何も分からないまま
僕の良い所は何だ
分からないまま1限目が終わる
白紙のプリント見た君が
「優しい所だよ」って隅に書いた
幸せの対価も分からないままで
街歩くんだろう?
君の自己犠牲で成り立つ様な
優しさなら要らなかった。
口に出ぬ思いを恋と呼んだ
愛も何も分からないまま
僕と云う物は何だ
分からないまま1日が終わる
白紙の日記を見た君が
僕に隠して書いた明日の予定
明日の約束も果たせないままで
一人歩くんだろう?
君が死んで成り立つ様な
人生なら要らなかった。
そんな優しさなら要らなかった。
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