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家の事情で物心ついたころから空手を習っている私は中学でも空手部で、そこそこの成績をとることが出来ている。
激・美少女の水都ちゃんに近づく不埒者や不審者をぶっ飛ばしてきたら、いつの間にか私は水都ちゃんの騎士とか王子とか呼ばれるようになっていた。
なんて呼ばれてもいいんだけど男的立ち位置で呼ばれるなら、水都ちゃん専属ってとこを私は譲らない。
水都ちゃんは私の天使で癒しだから。
「総真くんとデートすることになったら、お洋服はわたしが考えてもいい?」
「ほんと⁉」
水都ちゃんの提案に、がばりと顔をあげる。
正直勉強に手いっぱいで、そこまで考えられていなかった。
さすが水都ちゃん! マイエンジェル!
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