2 総真くん総真くん総真く(∞

4/66
前へ
/368ページ
次へ
「そんなのいつでも淹れるよ?」 「総真くんが手ずから淹れてくれたお茶ほど美味しいものはこの世にないよっ!」 「大袈裟。想(そう)のが美味しいって美結(みゆ)も言うよ?」 「奥さんなんだからそう言うよ! 私は総真くんが一番好き!」 って、ああああああああああ! 今のもっと素敵な感じで言えばよかったあああ!  せっかく総真くんに今日七回目の『すき』を言えるチャンスだったのにーっ! ラッキーセブン! 総真くんは「大袈裟だなあ」と苦笑した。 「ありがと。でも、そうだなあ。それじゃあ簡単過ぎるから……うん、一日うーに付き合おうか」 ………え。
/368ページ

最初のコメントを投稿しよう!

38人が本棚に入れています
本棚に追加