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6. 蕎麦屋で重要会議?
次の日のお昼、所長が
「ちょっと、岡野さん。
お昼休み出られる?
打ち合わせをしたいんだが…」
お弁当持ってきたんだけどな。
まあ、たまには外食したいし、多分、所長の奢りだろうからいいか。
「はい!わかりました。ヘルプさん。行って来ますね!」
やっぱり、ただならぬ関係じゃん!みたいな目をした。
もういいや。誤解でも、六階でもしててくださいな!
そんな気持ちで外に出た。
「今日はそこの蕎麦屋でいいか?あそこ個室あるから!」
ん?なんか聞かれてまずい話をしたいのかな?
これじゃ、ヘルプが益々2人の中を怪しむよな?
まあいいか!
私達は潔白なんだから!
蕎麦屋の個室で
「今、磯野君が来るから、さっきラインしておいたんだ。」
「磯野君?
チーフリーダーから主任になる試験の話ですか?
来月ありますよね?」
「うん。僕はこの間から磯野君には伝えてあるんだが…変な噂が営業所で出てるよね?知ってると思うけど…」
「え?あぁ。鈴香ちゃんとのスキャンダルですか?」
「そうそう。僕の耳に届いたって事は皆知ってるって事だよね?」
「ラブホテルに行ったとか行かなかったとか?」
「う…ん( -_・)なんか。
うちの営業所ばかりじゃ無いんだよね。
新人研修の人達も疑っているんだよね。」
「ちゃんと、本人に聞いてみようと思ってね。」
「所長?何言ってるんですか?
所長の時だって、本人は口を割りませんでしたよ?
本人はそりゃあ。出世コースから外れたく無いですからね。
絶対!本当の事を言うわけ無いですよ!」
「岡野さんに言われると、耳が痛いよ。
でも、所長としてチーフリーダーには聞かないといけないんだよ。」
「遅れてすみません😣💦⤵️」
磯野君がやって来ました!
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