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7. 同じ穴のむじな
3人揃ったところで
天ざるそばセットが運ばれて来た。
「食べながら話そうか。」
「いただきま~す。美味しそう😆」
「ここの蕎麦は手打ちで美味しいからな。
こんな暑い日はざるそばに限るよな?」
「そうですね。
ここの蕎麦は北海道産のそば粉ですから、味も匂いも特別です♪」
「うん。それでだな。磯野君。
来月主任の試験があるけど勉強進んでるかな?」
「はい!所長が俺を推薦してくれたんですから!
頑張って試験に合格して主任の座を勝ち取りたいです!」
「うん!頑張れよ!期待してるからな。ただね。
試験は筆記試験ばかりでは無いんだよね。」
「分かってます。
面接もあるんですよね?
何を聞かれても答えられるようにロープレもしています!」
「うん。そうだね。
その面接の中で新人教育の内容とそれまでの実績を発表するところがある。
実はね。
筆記試験なんて30%しか面接官は見ない。
実績あるのみなんだ。」
「はい!この1ヶ月で新人は頑張ってくれたので、全国でも20位/(200人中)に入ることが出来ました。
成績は申し分ないと思っています!」
「うん。僕も鼻が高いよ。
磯野君を推薦してよかったと思っているよ。ただ…」
「ただ?
何ですか?
何か改めなければいけないことは何なりと言ってください!」
「噂がね。
なんかね。誤解だと思うんだが…その…新人と一線を越えてるって噂が耳に聞こえてきてね。」
「えっ?
俺が?
新人と出来てると?
誰がそんな事言ってるんですか?」
「私の耳にも聞こえて来たわ。
昼間ラブホに行ったとかね。」
「Σ(Д゚;/)/えっ?待ってくださいよ!
何でそんな噂が流れるんですか?
新人と仕事最中にホテルなんて行ったことありませんよ!」
ほ~ら!嘘で固めて来るぞ〰️
私は知っているぞ〰️
だけど、あんたの奥さんの泣き顔見たくないから、誰にも言ってないからな!
私で良かったと感謝してほしい。
あ。あの匂い思い出したら気持ち悪くなってきた(-_-;)
「所長!わかりました!
皆勘違いしてるんですね?
一昨日、確かにラブホテルに行きました!」
( >д<)、;'.・私はお茶を吐き出した!
「えっ?」
2人は磯野君の顔をまじまじと見た!
「この間の契約はラブホテルの経営者からの契約です!
もう、あそこに入るのに躊躇しました。
誰かに入るとこ見られたら、絶対噂をされると!
俺一人ならまだしも、新人と2人男と女ですからね。
何処をどう言い訳しても、噂の的ですよ!
なんだ〰️勘違いですよ!
所長!お客様の住所と職業を調べてみてください!」
「そうか!良かった!そうだったんだ。あ~驚いた!
磯野君に限って不倫なんかするわけないと思ってね。
わかった👍僕がその事は皆の前で明日話そう!」
「Σ(Д゚;/)/えっ?ラブホテルの事皆知ってるんですか?」
私「入るとこ見た人がいてね。
ここだけの話が広まって、2人はできてる事になってますよ。」
「多分、僕の耳に入ったのが最後かと思うよ。
主任が心配してたよ。」
「え〰️そうなんですか?
うわ〰️主任試験不合格になっちゃうところでした〰️
これから、気をつけます!
所長!俺の事信じてください!
よろしくお願いいたします。」
お前ら、同じ穴のむじなだよ!全くやってらんねえ(ノ-o-)ノ┫
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