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「七海おはよう」 「正宗おはよう……」 七海は深くため息を吐いた。正宗の顔もいつものような晴れやかな顔ではない。 ──洋奈が変。 洋奈が突如姿を消した後、七海はそうポツリと洩らした。 石田洋奈──偶然だろうか。七海と同じ苗字だ。七海は頭を振った。昨日からずっと──洋奈が消えてから──頭の中を虫が蠢いている気がしたのだ。 「正宗」 七海は顔を上げた。 「洋奈のこと徹底的に調べない?」
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