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朝、いつものように目覚ましを止め、欠伸をしながらベッドから足を下ろす。
まだボーッとして焦点が定まらない目に飛び込んできたのは、白い白い・・・・・・
・・・・・・・・・・・・大根!?
股下から足があるであろう場所に付いているのは、太くて真っ白な大根だった。
よく大根足って言われるけど、まさか本当の大根が付いてるなんて。まだ夢を見てるのかしら。
私は自分の頬っぺたを強くつねってみる。
・・・・・・痛い。
嘘でしょ。夢じゃないの?こんな足じゃ学校にも行けないじゃない。
そうだ。制服の下にジャージを履けば、多少怒られるけど、この足で行くよりはマシ。
なんなら足を怪我してるとでも嘘をつけばいいし。
あ、私嘘つけないから鼻の下伸びちゃうかな。
と、とりあえず。ジャージを履いてみよう。
・・・・・・・・・・・・げっ!
大根太すぎてジャージが入らない。
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