ジャンル1 小説

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【氷室冴子】 エブリスタで氷室冴子賞やってた時、かなり悩んだんですよね。出したくて。 私が小説好きなのも、歴史が好きなのも、全部この人のおかげかもしれない…というくらいには、影響を受けました。 もともと友達が好きで貸してもらったんですけど、ハマるのに時間はかからなかった。 なんて素敵にジャパネスクが大好きで、漫画化されたものも大好きで。 この漫画を読みたいがために、花とゆめ買い始めたし、これから出る本で、新刊チェックしたり、それはもう…。私の初恋は鷹男の帝と言っても過言ではない。いや過言かも。 亡くなったと聞いた時は、まさか…って感じでした。だってまだまだお若かったし。 ジャパネスク、続き読みたかったなあ…。 読んでた当時は、高彬より鷹男の帝派だったんですが、今、読み返すと、瑠璃姫が高彬を選んだ理由はわかる。きっと私もそうする。 オンナってやっぱり最後は、カッコよくて権力もある人の愛人よりも、自分だけを愛してくれる人を選ぶんだよ。 瑠璃姫の破天荒さとか、じゃじゃ馬なんだけどおせっかいで、人を見捨てられないところとかも、私は好きだったんだけど、最近、ある漫画アプリで、コミカライズ版の感想を読んでたら。瑠璃姫は自分勝手だとかわがままだって意見もちらほらあって、あー、こういうキャラって今は、受けないのかなあ…と。 残念だけどしょうがないのかな。 ざ・ちぇんじも好きだし、少女小説家は死なない!とかも面白かった。 エッセイか対談で、一人称の小説を書いている時でも、書かれない相手役の男の子の心情とかも全部想像してる。だから、誰を主人公にしても書ける! …うろ覚えだけど、確かそんな感じのことをおっしゃっていて、それは今も私、意識しながら、お話書いてます。 あー、本当惜しい人を亡くしたよね。そして、来年氷室冴子賞があったら、チャレンジしてみようかなあ。 おススメ『なんて素敵にジャパネスク』
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