44人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
【氷室冴子】
エブリスタで氷室冴子賞やってた時、かなり悩んだんですよね。出したくて。
私が小説好きなのも、歴史が好きなのも、全部この人のおかげかもしれない…というくらいには、影響を受けました。
もともと友達が好きで貸してもらったんですけど、ハマるのに時間はかからなかった。
なんて素敵にジャパネスクが大好きで、漫画化されたものも大好きで。
この漫画を読みたいがために、花とゆめ買い始めたし、これから出る本で、新刊チェックしたり、それはもう…。私の初恋は鷹男の帝と言っても過言ではない。いや過言かも。
亡くなったと聞いた時は、まさか…って感じでした。だってまだまだお若かったし。
ジャパネスク、続き読みたかったなあ…。
読んでた当時は、高彬より鷹男の帝派だったんですが、今、読み返すと、瑠璃姫が高彬を選んだ理由はわかる。きっと私もそうする。
オンナってやっぱり最後は、カッコよくて権力もある人の愛人よりも、自分だけを愛してくれる人を選ぶんだよ。
瑠璃姫の破天荒さとか、じゃじゃ馬なんだけどおせっかいで、人を見捨てられないところとかも、私は好きだったんだけど、最近、ある漫画アプリで、コミカライズ版の感想を読んでたら。瑠璃姫は自分勝手だとかわがままだって意見もちらほらあって、あー、こういうキャラって今は、受けないのかなあ…と。
残念だけどしょうがないのかな。
ざ・ちぇんじも好きだし、少女小説家は死なない!とかも面白かった。
エッセイか対談で、一人称の小説を書いている時でも、書かれない相手役の男の子の心情とかも全部想像してる。だから、誰を主人公にしても書ける!
…うろ覚えだけど、確かそんな感じのことをおっしゃっていて、それは今も私、意識しながら、お話書いてます。
あー、本当惜しい人を亡くしたよね。そして、来年氷室冴子賞があったら、チャレンジしてみようかなあ。
おススメ『なんて素敵にジャパネスク』
最初のコメントを投稿しよう!