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貴方は今、自分が生きているこの世界をどう思いますか?
とても暮らしやすい、心地のいい世界だと思いますか?
それとも、いつ命の危機に脅かされるかも分からない、不穏な世界だと思いますか?
その捉え方は人それぞれであり、誰にも否定しようがありません。
ですが、今一度よく考えてみて下さい。
貴方がそう感じる、そんな世界を創り、発展させたのは何なのか。
貴方に、世界をそう思わせたのは、一体何なのかを。
世界を創ったのは、
『我々に、恵みを与えてくれる自然だ』
『地上に降り注ぎ、命の元を届けてくれた隕石だ』
『人をはじめ、全てを創造した神様だ』
貴方に世界をそう思わせたのも、
『あらゆる命を燃やし尽くす戦争だ』
『天地を揺るがす災害だ』
『今も伝染を拡げる細菌だ』
…と、答える人もいることでしょう。
ですが、これらの答えはあくまでも、この世界の『基礎』であるこの地球…いや宇宙と、その場その場の事象に対してのみ。これらはあくまで、貴方にそう思わせる理由に過ぎません。
私が貴方に聞いているのは、果てなき発展を続ける、この世界に関してです。
そこで今回は、貴方にそう考えさせた、それらについて、一緒に考えていきましょう。
中には、
『解りきった事』
だったり、
『よく分からない事』
だったりする事も、幾つかあるかも知れませんし、
『目も当てられない』
事実も、あるかも知れません。
けれどそれは、これからの世界を創り、または創っている貴方に、貴方のままであって欲しいから。
そして貴方に、それを正しく見極めて欲しいから、語ることなのです。
それでは、参りましょう。
貴方と、これから貴方と出会う人達が、『な』くさぬための旅を…。
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