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(時間できたら書こうかなって考えている小説のスピンオフネタからです💪('ω'💪))
私は絵を描く鳥だった
鮮やかな色が好きだったから
皆の絆が 笑顔が きらきらした世界が好きだったから描いていた
私は鳥だ
翼の折れた鳥となった
記憶の中 美しい自然を浮かべても
ラピスラズリ色の空にどれだけ恋焦がれても
色は失われていく
星の砂時計は 今日もさらさら流れていく
今はもう 無抵抗に眺めるだけの日々だ
だけど ほんとはずっと待ってたの
命があるなら最後まで楽しめ。
意味のある人生にしろ。
白樺の葉っぱがきらきらと氷に染まる初夏
鳥かごから連れ出してくれた
不器用で ほんとはとても優しい手
ずっと待ってたの
森が 氷の七色に煌めくような奇跡を
私も――
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