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男:1
ユーザーの部屋
和真:「なぁ、起きとる? ……入んで」
【襖を開ける音】
和真:「疲れた顔しとんなぁ。ま、あれだけ目まぐるしがったからしゃーないか」
和真:「今日はいつも以上にキモ冷やしたで? ……なんでって、あんたが他の男にも優しくするからや。あないに優しくされたら、男は勘違いすんで」
和真:「……嫉妬してるみたい? みたいやのうて、実際に嫉妬しとんねん。なんで分からへんの?」:苛立たしげに
和真:「あ、いや……。あー……その、な……。好きやねん、あんたのこと……。ずっと前から……」:気まずそうに
和真:「……え? あんたも? ほんまに? ……なら、俺のもんになり。んで、もう他の男に優しくせんで?」:切なそうに
和真:「……無自覚だから難しい? はぁ、困った奴やなぁ。なら、俺しか知らんあんた、教えてや(キス音)」
和真:「どうせなんにも知らんやろ? これがファーストキスなのも、分かってんで。何年一緒にいると思っとるん?」
和真:「ずっとこの日を夢見とった……。今夜はここにいてもええやろ? 俺達もう、恋人同士なんやから」
和真:「ありがとさん。……なに赤くなっとるん? あ、もしかして期待しとった?」:ニヤニヤ
和真:「大事にしよ思うとったけど、期待にそえんとなぁ。……誘ったのは、あんたの方やで? せやから、俺のこと満足させてな」
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