目が覚めたら、白
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目が覚めたら、白
フロントガラスは雪に覆われて真っ白だった。 少しウトウトしていたらしい。 宮野柳司は、狭い運転席で、そろりと身じろぎをした。 助手席を見やると、制服にコートをはおった佐伯有紗が、小さく寝息をたてている。 その膝の上の、ぐちゃぐちゃのブランケットから、白い太ももがのぞいている。 柳司は、自分の額を押さえてため息をついた。 ――なんでこんなことになったんだろう。
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