15人が本棚に入れています
本棚に追加
プロンプトを食卓の前に座らせると、コルはささっと冷えた水を用意して彼の前に置く。
プロンプト「はぁ…ありがとうございまーす。いただきまーす…」
プロンプトは水にすらちゃんと手を合わせてから飲み干した。
コル「やはり、ちゃんと迎えに行ってやったほうがよかったな…」
食事の準備をしつつプロンプトに話しかける。
プロンプト「いえ…悪いですよ。そんなわざわざ…俺が迷ったのが悪いし…」
プロンプトはエヘヘと笑い頭をかいた。
コル「俺は一応、お前の“彼氏”とやらに分類されるんじゃないのか?送り迎えぐらいやるべきなんじゃないか?」
プロンプトは急に“彼氏”と言うワードに、顔を赤くしそわそわし出す。
コル「で、なんの用があるんだ?あと、飯食うよな?」
コルはプロンプトから目を離し作業に集中しながら、声をかけた。
プロンプトは無反応。
コルは不思議に思い、食卓へ向かう。
コル「おい…どうしたんだプロンプト⁇」
コルはテーブルに手をかけ、プロンプトに声をかけると、急にその手を掴みプロンプトが立ち上がった。
そしてプロンプトはギュッとコルに抱きつく。
プロンプト「…エッチしたくてっ…」
プロンプトはそう言ってコルの顔を見上げた。
コルは驚きで顔を歪めている。
最初のコメントを投稿しよう!