神からも愛さる者。

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ソフィと言う謎のベールに包まれた男。 「純蓮か・・・。いい名前だ。ソフィ、純蓮の霊力を封印してくれ。」 純蓮の霊力は放出し続けている。 このままでは、どこの輩が襲ってくるかわからない。 昔に比べて視える人は少なくなったが この世には怨霊、魔物が存在する。 それ等と対等に渡り合えるのが、フレイだ。 そう若宮一家はフレイの一族であり その一族に生まれた純蓮。 歴代最大と言っていい程の魔力。 赤ん坊のうちに怨霊、魔物たちは これから脅威となるものを殺しにくるのは当然のことだ。 「大地よ、本当にいいのだな?  純蓮は何もしなくともこのまま人類最強のフレイになる。  そうなったら人間どもは喜ぶであろう?」 抱きかかえながら、顔をしかめて問う。 「もうこの子には何も背負わせたくない。  ここで若宮家は終わりにする。」 大地何かを決心したようにソフィに答えた。
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