6人が本棚に入れています
本棚に追加
「本当にずるい!いつもいつも純蓮だけ!」
また由香は嘆いていた。
いつもこんな感じで純蓮には多くの動物が押し寄せてくる。
それを毎回由香が羨ましがっている。
だんだん周りが薄暗くなってきた。
「もうすぐ夜になるし今日は帰ろうか。
また休みの日にゆっくり来よう。」
純蓮はそう言って立ち上がり動物達をなでた。
「はーい。次こそは狼触らせてもらう!」
狼は由香には触らせなかったのだ。
二人とも立ち上がって帰ろうと
山を下りていく。
最初のコメントを投稿しよう!