空のオレンジペットボトルを唇にあててみればまだのほかに残る 酸味と香り

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一冊の本を手続きし、僕ははいつも行く本棚に向かった。 そこで一冊、手に取る。たった一冊じゃない この一冊で果てしない夢をみたいのだ 本を持って、机に向かうと見慣れた顔がそこには居た 「やあ」 その女は小さな声でこちらに言う 「久しぶりだね。また歌集かい?」 「そうだよ。キミだってそうじゃない」 「そうだね。ここじゃ場が悪い、外で話そう」 「だね」 こうして僕達は一先ず図書館から出た ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
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