白は素晴らしいと誰かが言った

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白は素晴らしいと誰かが言った

ある日、目が覚めると真っ白な場所にいた。 辺りを見回してみると物1つ無く、壁も天井もなかった ここはどこだ? 思い出せる限りのことを思い出そうとしてみる おかしな事は無かった、いつもと同じだ とりあえず歩いてみることにした だか、いくら歩いても景色が変わることはなかった 今は何時だろう、学校に行かなければ 不安も焦りもなかった なぜなら、俺には感情がないからだ いつからかは忘れてしまった 小さい時はまだあったような… 「・・・ぎ・・よ!」 なんだ? 声が聞こえたような… 「相変わらずだな、(すめらぎ)」 皇?俺のことか けれど、辺りにはどれもいない どういうことだ? 「今日の宿題俺やってねぇんだよなー」 それに、この声はクラスメイトの(にのまえ)に似ている あぁ、 ここがどこか何となくわかった気がする ここは…
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