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6_部下というか見習いができました!
みなさんおはようございます!朗報です俺の勤めている交番に部下というか見習いができました!
「アッキー!おっはよー!!」
噂をすると話題の見習いになった人物が飛び込んできました。丁度いいので紹介しましょう。
警官見習いの畑中霞です!
私服を着ているのは制服の用意がまだできないからなので目をつむって下さい。ちなみにミコの私服です。
ようするに昨日行った素体へ霞を定着させる儀式は成功したのだった。霞の希望により(勝手に)警官見習いをしてもらう事になった。どうせ静音も出入りしてるし大丈夫だろうというのが俺たちの判断だ。
昨日の夜回ってきた回覧板には「畑中霞を守ろう委員会発足!」なるチラシが入っていたが、細かい事は発起人の静音に聞いてくれ。霞は隣町の出身なんだけどな~。
「か~す~み~!まだあんまりはしゃがないで、その体にもっと慣れる事を優先しなよ!」
後からミコが入ってきて霞にそう説教する。家には帰りたくないらしいので、ミコの家に厄介になる事になった。専門家の近くのが何かあった際に安心だというのが決め手になった。
霞はどこかに行く際に誰かの引率が必須になったので、霞が送り迎えをしている。
「アッキー!今日何するの?何するの?」
説教していたミコが帰ると警察の仕事をやりたくてたまらないらしい霞は元気を取りもどす。
霞の年齢は19歳と26歳どっちにするかは一つの悩みとなっているが、本人は俺たちと同じ26歳を希望している。個人的には19歳の方が行動や言動に合ってる気がする。
「あんまり面白い事はないぞ?」
俺はそう言って基本的な雑務を教え始めるが、キラキラした目をしながら霞はメモしていく。そういえば霞は新しい事を始める時面倒がらずに楽しそうに取り組んでたな…と昔を思い出しながら、一人別れた友人が帰って来てくれたことに自分が喜びつつ楽しんでいる事を感じている。
今日からは今までと変わった日々になりそうだ。
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