転校初日★

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私達が、相棒になったのに理由は無い。別にお互いの名前を知っていたわけでもなく、事情を知っていたわけでもなく、ただ一緒にいたほうが仕事がやりやすかったからいただけだ。 因みに、彼は黒と呼ばれていて、私は、暗と呼ばれていた。両方とも真っ黒だ。 お腹もお手ても真っ黒ってな! …まぁ、それは良い。ただの現実逃避だ 「…?黒…?どういう事ですか?」 実際こう返すのにコンマレベルしか立ってないから大丈夫だろう。 「おー、あくまでもそういうスタンス何だ。」 「えっと…?よく分からないですが?」 可愛いく小首を傾げてみる。 「…しぶといな。じゃあ、今日いつもの場所に来てね。来なかったら…分かるよね?」 何だろう。こうすと言われたわけでもないのに私の細胞が行けと騒いでいる。 そういえば、約束破ったとき、いつもより銃の弾丸を減らして挑まされてたっけ。 うん、行こう。 でも、何時からだろう?いつも約束した時は、2時くらいに集まったけど、それじゃ今日じゃ無いから11時かな?  「分かった。11時くらいに行く。」 すると彼は何故か呆れたように目を細めた。
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