世界

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 私は何か為せただろうか。きっと、何もない。それを後悔しながらここで過ごすのだろうか。もう生は終わってしまったから一生ではない。もう残っているのは永遠だ。自我が残るのは永遠より短いかもしれないけれど、それでもこれが磨滅するまでの時間は私にとって永遠と同じくらい長い。
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