玄関開けたら…魔王とえ?

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「な、馴染んでほのぼのトークしているぞ。匠にい。プテちゃんはどこからやって来たんだ?っていうか話は長くなりそうだから、あがるか?」 「おお。ちょっとお邪魔するわ。莉愛、靴をぬいで…ってすでにぬいでるし!?」 と驚く匠に対して、 「パパ、なあに?」 と言った莉愛のキラキラ、ニコニコ笑顔に匠は脱力…。 「いや、なんでもない。…お邪魔します」 「おお。どうぞ」 玄関を上がり、廊下の突き当たりがリビングだ。 リビングにはこたつが出ている。 「ヌクヌク…♪」 莉愛が一番最初に入り、頭まですっぽりとこたつ布団を被ってしまった。 「こらこら、莉愛。お行儀が悪いぞ」 匠が言うと、 「コタツムリだも~ん」
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