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………
そ、それも
…男だった
どうする？！
あたしは冷静になって考えた
幸い…この人は
眠っているみたいだ
服はちゃんと着ていたし
この人とは何も無かったんだ…
…帰ろう！
バスルームの横にある
鏡でメイクを直し
身なりを整え
メモに電話番号と名前を残し
テーブルにとりあえず
お札を置き
バッグを持って
そっと…部屋を出た
どうやらラブホテルでなく
ビジネスホテルだった…
ホッ…
ここは何処だろ？
スマホのマップで
現在地を確認した
どうやら昨日飲んでいた駅に近い
あたしは駅まで行き
電車に乗り
自宅のあるアパートまで帰った…
帰ってから
メイクを落とし
シャワーを浴びた
バスルームから出て
洗面台の鏡を見て
ホッとした顔をした
自分が映っている
しかし…
あの人は誰だったんだろう？
ルームウェアを着て
ドライヤーで髪を乾かし
ベッドに潜り込み
昨夜のことを振り返ってみたけど
やはり思い出せない…
つむぎに聞けば
分かるかな？
まだ早いから
後で電話してみよう…
ウトウトしながら
また眠ってしまった…
………
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