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第2話:憧れの教師生活
翌日…
世利菜「ここが和光北高等附属大学院…よろしくお願いします」
職員室
教頭「えぇと言うわけで今日からお世話になる関根世利菜先生です」
世利菜「どうも初めまして関根世利菜です、よろしくお願いします」
教頭「関根先生には3年D組の担任と国語担当をしていただきます」
えぇっ…
世利菜「えっ?」
男性教頭「3年D組って…本当ですか?」
教頭「いや、私も最初は冗談かと思ったんですけど松崎校長のご判断のもとで」
女性教師「一体何を考えてるのかしら…」
教頭「では他に3年D組を受け持ってくれる先生はいますか?」
シーン...
教頭「では本日もよろしくお願いします」
お願いしますー
世利菜「一体どういうことなんだ?」
風優花「関根先生よろしくね」
世利菜「あ、えっとあなたは?」
風優花「保健室の安藤風優花です」
世利菜「風優花先生よろしくお願いします」
風優花「さて、早速ですけどジャージとスニーカーに着替えた方がいいですよ」
世利菜「え、何ですか?」
風優花「スーツなんてきたらいざって時逃げられないんですよ」
世利菜「逃げる?あの、先程から皆さん一体…」
風優花「まぁ行けばわかりますよ」
世利菜「は、はぁ…」
松崎校長「関根先生おはようございます」
世利菜「松崎校長!おはようございます」
松崎校長「はりきってますね。ではあなたが受け持つ3年D組の教室に案内します」
世利菜「はい、お願いします」
松崎校長「でもその前に安藤先生が言った通りにジャージとスニーカーに着替えてください」
世利菜「あのそれは一体…」
松崎校長「行けばわかりますよ」
世利菜「あのそろそろいい加減教えてください。一体どういうことですか?」
松崎校長「あなたが受け持つ3年D組は少し問題ばかり起こる生徒でして…」
世利菜「な、なるほど…」
松崎校長「ここは女子高なので女子しかいませんが油断はしないでくださいね」
世利菜「わ、わかりました」
松崎校長「あと、くれぐれもご実家のことは絶対に他の人に話してはいけませんよ」
松崎校長「そうなると…ヘタするとクビになってしまいますので…」
世利菜「そ、そうですよね。気を付けます」
松崎校長「ではここがD組の教室です。頑張って下さい」
世利菜「はい、ありがとうございました!」
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