6.ハプニングだらけのエチュード

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私は柊木さんが怪我をしてから、私生活をサポートするために、彼の家に出入りしている。 最初佐々木さんに提案されたときは何を言っているのかと驚いたけれど、もともと小さい事務所でマネージャーさん達だけでは手が回らない、ハウスキーパーを頼むには時間が不規則すぎて逆に手間、そしてプライバシーを考えると素人でも見知ったひとの方がいい……と色々な条件を説明されて、結果的には受け入れていた。 あくまでアルバイトとして、とお給料を提示されたけれど、私の腕では貰うことに不安があり、その話はいったん保留だ。
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