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「にぶいな。どこが才女なんだか……お前とのデートの回数は5回までだ」
「5回って、デート?えっ、なんで?」
「5回もデートすりゃ、お前が俺にふさわしい相手かそうでないかぐらい、すぐに判断つくからな」
「あの…よく意味が?」
イライラしたように雷馬が早口でまくし立て始めた。
「にぶい!よく聴け。今度から俺と逢う時は絶対に聞き返すな! お前からは不必要に俺に触るな!それから、お前からは俺に話しかけるな!これを守れ、いいな。でないと約束の金は……1円たりともやらない」
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