両親とのおもひで

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「よし、未羽も来たな! じゃあ行くぞ~! 3、2、1!」 パシャッ 「撮ったぞ、ふたりとも」 「ありがとう、あなた。じゃあ、遊びに行きましょうか」 「うん、ママ!」 その未羽の言葉と同時に視界は暗転し、次に目を開けると、そこはさっきまでいたおもひで館のソファーの上だった。 「終わっちゃった……」 その光景を見た未羽は、残念そうに唇をかみしめる。 もう取り戻せない、あの頃の輝きを、目にしたからだ。
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