第5章 真実を知り・・・「そして私は叫んだ」

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放課後━━ 私は校庭の片隅にある体育用具の仕舞われた倉庫の陰に隠れ、鉄棒隣にある砂場で一人遊ぶいつかの様子を観察する。 いつかは大好きな『桃色戦隊 プリティーV(ファイブ)』の主題歌(オープニング)を歌いながら砂遊びに夢中になっていた。 特に変わった様子は無さそうだ・・・。 変わった様子がないと判断した私は隠れるのを止めて、一人遊ぶいつかの(そば)に行こうとした時だった。 何人かの男子児童がいつかの元へ近寄ってきたのだ。
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