まあおさんは、いつもお気楽

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すんなりとルネサンス(仮)へは着いたがフェイクドア(進入禁止)などのトラップに見舞われつつも、図書館潜入成功。 ガチでこの市で図書館来るのはじめてで(最後は学生時代ですね……私ほんとに本って借りないから)、まず図書カード作ってルールとか教えてもらったわけだ。 おっさんなんか咳き込んでるけどそれインフル、新コロどっちかな^ ^ なんて意地悪なことは み じ ん も 思わずに素直に話きいて、で、こっから朕のターンじゃん? 書架何階まであるんすか、新聞何年分あるんすか、週刊誌のバックナンバー閲覧したいんですけど、とか言い出したら、何か察したみたいで「何年前の事件だい」みたいことになって。 結論から言うと、うちの市で週刊誌のバックナンバーは三年しか持ってない。まあしょうがないよね、書庫埋まってしまうやろし。 もうどうしてもとなったら国会図書館行くしかないね、ってことにはなったが新聞の縮刷はあった。コピー取るのにも許可が要って、コピーしたものを職員に見せなきゃいけないとか、昔より色々厳しくなってんねえ。 一応、結審時の新聞記事はゲットできたんでとりま、満足しよう。 こういうのは明らかに、プロの方が楽に資料集められるよね。素人じゃ入手できないものもあるし。 そういえば「実際の事件について小説書くなんてよくないんじゃない?」という意見もネット上にはあるようで、え、それってweb界隈の不文律なの? まあそりゃいくらフィクションとはいえ、関係者を悪し様に言うようなことだとか、事件自体をおもしろおかしくしちゃったりってのはマズいかもしれんが……うーん……小説ってそもそもそういうものだからねえ。 曽根崎心中とか読んでみ。めっちゃ、面白いんだよ……! 私は人生で二番目に書いた小説からして、事件ではなかったけどあれこれ調べて仮説を立てて派手な小説に仕立てたりしていたんで、あんまりこれに関しては自重する気もないし、遠慮する気持ちも分からない。 だが事実は小説より奇なり。 史実・事件の通りに書くと「そんな都合のいいことがあるかーい!」って展開になることもあるので、恐ろしいもんである。 え・だって・ほんとにそうなんだもん……。 現実なんて神のお戯れ、ご都合主義の塊だったりするんだぜ? 
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