狼と赤ずきん

赤ずきん

昔々、とある村に美しい娘がおりました。娘は優しい子だったため村人達にとても好かれていました。

ある日、娘はいつものようにおばあちゃんの家へ食べ物を届けるため森に行きました。
村人は、心配しましたが娘は村人達に大丈夫だといっておばあちゃんの家へ向かいました。

娘が森の中を歩いていると、前からフードを被った人が近付いて来ました。
「すまない。○○○へ行くにはどうしたらいいかわかるか？」
旅人だろうか？娘は、行き方を教えました。けれど、
「申し訳ない、近くまで一緒に来てくれないか？そうすれば、多分分かるから。」
そう言われ、優しい娘は近くまで案内してあげました。

近くまで案内すると、娘はおばあちゃんの家へいこうとしました。すると突然旅人が、狼に変身したではありませんか。娘はあわてて逃げようとしましたがそれもまにあわず狼に食べられてしまいました。

村人が遅い娘を探しに来たときには、既に娘は狼の腹の中でした。怒った村人達は、娘を食べた狼を村一番の剣士が、倒しました。その剣士は、娘の恋人でした。

狼を倒し、仇をとったものの剣士は娘の死に嘆き悲しみ狼を倒した剣で娘のあとを追った。その剣士が残した剣は、刃がかけることがなくいつしか村人からは狼殺しの剣と言われるようになり、その剣は代々村一番の剣士が受け継ぐことになりましたとさ