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『おしまい』
そう言って僕は、絵本を閉じた。
「えぇーもう一回読んで!」
『駄目、もう寝なさい。』
「ちぇ、はーい」
「おやすみ~」
「おやすみーユキ」
『あぁ、おやすみ』
ユキは、子供達が眠ったのを確認して扉を閉めた。ユキが子供達が眠る部屋から離れ、リビングに行くとそこにいた人物に話しかけられた。
「子供達は寝たか?」
『寝たよ。ルイ兄さん』
「そうか」
そういって、ふところからリンゴを取り出して食べ始めた。
『もうすぐ新しい子が来るからそれまでにはしっかりしてね。』
「了解」
ルイ兄さんは答えるとリビングからいなくなった。
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