1.“未知の物体”

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1.“未知の物体”

2050年、これはアメリカのカルフォルニア州のロサンゼルスに起きた事件のことである。 父親のジョンが第三次世界大戦で大尉として軍人活動をし、戦死したので、キャリーとベンと母子家庭で暮らしていたのである。 キャリーは仕事が目一杯でベンの世話している暇ではなかった。 キャリーはデスクに向かって、PCで仕事しているとき、5才児であるベンがママであるキャリーに遊びがっていた。 外では、雷が凄くなっている。そのおまけに大雨だ。 ベンがキャリーの裾を右手で掴んで、引っ張った。 「ねーねー、マミー。ねーねー、マミー。一緒に遊ぼうよ。」 キャリーが仕事で忙しいので、ベンを手で追い払ったのでした。 「今、忙しいから、あっちへ行って遊んで来なさい。」 ベンは駄々こねた。 「やだよ!マミーと遊びたい!遊びたい!」 キャリーが怒った。 「いい加減にしなさい!今すぐ部屋に!!!」 ベンは泣きながら部屋に戻った。
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