先の事を考えると不安になる

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先の事を考えると不安になる

やりたいことをやっていると目に付くのが先駆者の存在だ。人には潜在的に競争する生き物であり、常に勝ち続けたいものだ。 だが、その道のプロに比べると自分の技術がまだまだで落胆することがある。だが、その考え方は捨ててほしい。 確かに先駆者のものを観て感銘を受けたり、やる気に満ちる事もあるが、そればっかりだと実際に自分がやってみて自分の技術不足というギャップに苦しめられる。それで経験するのが挫折だ。頭ではその筋の人には敵わないと思っているが、本能的にその人を超えたい、自分が一流でありたいという想いがあるため、その結果挫折をしてしまう。 そこで私が実践して、今現在やりたいことに対して長続きしている方法をお教えしましょう。 それは(やりたいこと=自分の世界)という考えだ。 ・別名オタク理論とでも名付けよう。 シムシティといういわゆる箱庭ゲーム、それがわからないのであればマインクラフトでも構わない。それに例えて話をする。 この手の箱庭ゲームの楽しみ方は、自分に与えられた土地を発展させていって自分の手でどんどん進化させていくという過程を楽しむゲームだ。(この手のゲームの面白味を理解できないのであれば、こういう楽しみ方のゲームだと理解してほしい。) そこにはどうだろう、張り合う相手も居なければ、競争をするものもない。多少問題が起きたとしても、自分で解決しようとする。終わりもないが成長させたい。その過程が楽しい。 これをやりたいことに置き換えてはどうだろうか、自分が楽しいからやる、自分が面白いと思っているものを自分で作る。張り合わない、ここが自分の箱庭(世界)。やるたびに自分が成長するから楽しい。 どんなに下手でも、自分の世界に入ってしまえば問題ない。他人が文句を言うこともあるだろうが、自分の世界は自分にしか理解が出来ない、他人には理解が出来ないのだ。他人のためにやっているんじゃない。自分が楽しいからやっているんだ。 そう思えば長続きします。あまり他人の評価は当てにしないでいただきたい。自分の世界は批判や競争なんてありません。自分に世界に酔って生きてしまえ。 現実とは狂人が作った他人の世界。その人の思惑と思想に合わせて作られています。決してあなたが楽に生きていけるようには作られていません。
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