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チーフが悪戦苦闘してます。
「眉毛整えてよろしいでしょうか。」
「はいっ」
「ついでに、顔も剃っていいですか?」
「どうぞ、どうぞ。」
ひげ剃ってください。
パックもしてお肌ツヤツヤだ。
「佐藤様は、肌が綺麗なのでファンデーションは、自然な感じがいいと思いますが。」
うん、肌には自信がある。
「メイクはどのような感じにしますか?」
「とにかく美人に見えるようにお願いします。」
「.... 何とか頑張ります。」
弱気だな。
目はアイプチで二重にしたら凄いことになった。
実は美人だった。
アイメイクの仕方を教わり、それだけで自信がついた。
リップは自然な感じで眉はしっかり書いて、オオー美人だ。
メイクルームを出ると、
「さすがチーフ、あれをここまでにするとはすばらしい。」
綾子、覚えてろよ。
綾子の社員割引を使っても二万も使ってしまった。
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