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コンビニに寄り車を停車させた。
喉が渇いていたのでドリンクを買って再度車に乗り込む。
愛梨「それで……?」
ママも喉が渇いていたのだろう。
大好きな炭酸で喉を潤し、私に言葉を促す。
梨乃「…ん……実は……ね……」
私はママに昨夜から今朝の出来事、そして今朝から今までのカラダの不調について話した。
そして先生に薬を貰って痛みを散らしているということも。
梨乃「…出血……酷くなっていくばかりなの。これって普通?」
学校を出る前には更に出血は酷くなっていた。
痛みは薬が効いているから感じられないが、もしかしたら悪化しているかもしれない。
愛梨「…このこと、祐には言ったの?」
梨乃「…ううん。心配させちゃいけないなって…」
愛梨「どうして?だって結婚するんでしょ?そんなこと知らせておかなきゃ。後で知ったら怒られるでしょ?」
梨乃「…でも……もうこれ以上、我慢とかさせたくないし…」
愛梨「…我慢って……?え?どういう…こと?」
おそらくママもパパも私とゆうちゃんは既にそういう関係に至ったと思っているの違いない。
だから、いまだに『コト』を終えられていないとは夢にも思っていないだろう。
ここは説明がやはり必要。
私は思い切ってママにソノことを打ち明けることにした。
梨乃「…あのね……ママ、私……まだ……ゆうちゃんと最後までは…」
愛梨「……っ……えぇぇぇ……っ……!!!」
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