fib

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放課後―――… 生徒会活動を終えた私は久しぶりに体育館へ向かった。 バスケ部は体育館で部活動をしている。 今日もまた館内から声が聴こえてくる。 だが、いつに増して騒がしい。 麗華「あ!先輩。お疲れ様でです。今日は練習に参加してもらえるんですね。」 麗華は一年の生徒会役員。 私が目を掛けている一人だ。 そんな彼女は水曜日の総会のことを気にして、今日の放課後も生徒会室へ来てくれた。 だが、特にやることも残っていないので先に部へ行ってもらっていた。 梨乃「一段落ついたからね。」 久しぶりに大好きなバスケで体を動かしたい。 今日は朝から転校してきたアレクによって精神的に無駄に疲れさせられた。 そういうこともありストレスの解消にもなると張り切ってやってきた。 ところがだ―――… 見れば、男子バスケ部の方に何故か女子生徒が多数いる。 何事なのか。 麗華「え?またダンク決まった?凄いっ!」 嫌な予感がして目を凝らして見ると、なんとそこにはアレクがいる。 梨乃「…っ……」 言葉に詰まっていると麗華が言った。 麗華「先輩の学年の転校生ですよね。凄いんですよ。ずっとあんな感じで…」 と、その時だった。 アレクが私に気づいた。 そして何を思ったかウィンクを飛ばす。 梨乃「…っ……」 麗華「え?今ウィンクした?あれ?もしかして知り合いですか?」 !!
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