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玄関に向かうと既にパパが訪問者の対応をしていた。
私たちが二階から降りてくると、マイク選手は驚いた顔を見せた。
マイク「Which is your wife?!」
それほどにママは若く、私たちは似ている。
力「She is my wife. 」
マイク「Oh！Airi！It’s great to see you！」
愛梨「Mike！How have you been?」
マイク「Pretty much the same……」
久しぶりの再会に盛り上がっているパパたち。
そんな姿を見つめていると視線を感じた。
アレクだ。
目が合うとアレクがフッと笑った。
よそ行きのその笑顔が何だか腹が立つ。
マイク「Oh！Rino！How have you been？Tsutomo! She's become much prettier. I’m so jealous!」
力「Flattery will get you nowhere. 」
何やら大人たちが盛り上がっている。
そんなことを言いながらリビングへ移動。
パパたちが先に入っていくのを見届けて最後に入っていこうとすると、アレクがフッと笑いながら私を凍りつかせる台詞を吐いた。
アレク「Rino……僕、バスケ部に入部したから……」
梨乃「…っ………！？」
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