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ベッドに沈んだ私を見つめながら彼が照明を少し落とす。
それは明るい場所ですることに抵抗のある私に対する配慮。
薄暗い照明の下にいる彼はいつもとてつもない色気を醸し出している。
彼の指が私の頬に触れた――…
たったそれだけなのに、触れたところから熱を帯びてくる。
梨乃「…んっ……はぁ……」
数か月前まで、こういう行為をする自分など考えられなかった。
でも、彼と再会して、彼に触れられ、こんなにも敏感なカラダにされてしまっている。
祐「…クスッ…これからだよ……」
彼は私の頬を両手で覆う。
そして、そのまま唇をなぞって私の反応を楽しむ。
梨乃「…っ…ぁ……んっ……ハァ……ハァ……」
手を伸ばせば届くほどの、ほんの10センチもないその距離がもどかしい。
祐「…どうした?もう欲しいの?」
その妖艶な瞳が私を誘ってくる。
彼に飲み込まれたい感情が湧き上がって止まらない。
梨乃「…ゆ…ちゃ………し…て……」
彼の背中に手を回し、催促すればようやく彼が唇を重ねてくれた。
梨乃「…ぁ…ハァ……チュク……ゆ…ちゃん……ふ……っ……ん…ぁ…」
彼の舌が私の中を犯していく―――…
無我夢中で彼に応えている間に気づけばパジャマは脱がされている。
そしてその手が下着に手をかけ―――
祐「…汚れてしまうから……」
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