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彼は迷っているようだった━━…
梨乃「…ゆうちゃんを感じたいの……ダメ?」
その広い背中にそっと私は抱きついた。
少しずつ彼がその表情を私へと向けてくる。
祐「…梨乃……」
そこには真剣な眼差しの彼がいた。
祐「…ごめん……女性にこんなことを言わせるなんて……」
そう言って、私に覆い被さると、彼は息を耳へ吹き入れてきて━━…
梨乃「…んっ…ハァ……ぁ…ぁ…」
耳を甘噛みされ、それに悶えていると、
祐「…明日の朝は送っていくよ……」
それは彼が私の要望に応えてくれるということだろう。
首筋から胸元へ舌が降りてくる頃には私のカラダは彼を受け入れられるほど態勢が整っていた。
その状態を彼をも確認すると、彼は正方形のソレを口に挟みビリっと破いた。
それは彼が私を大事にしてくれる『配慮』。
手早くそれを彼自身に装着すると彼は私の太腿を大きく開脚し、ソレを当てがった。
祐「……撤回するなら今のうちだよ?」
覆い被さるようにして彼の上体がくる。
梨乃「…撤回なんかしない……」
そう言って彼を見据えると彼がフッと笑った。
祐「…ん……後悔しないといいんだけど……クスッ……」
その直後、彼のソレがぐんっと私の中へ侵入し始めて―――……
梨乃「……っ……ん………ぁああっ……」
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