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episode4:初ドレミ
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「音芽、大丈夫か?」
ちょっと風呂で飛ばしすぎたかもしれない。
音芽が可愛すぎて、シャワーの水滴をはじく肌がすごく綺麗で、責め立てれば責め立てるほど赤く染まる肢体が艶かしくて。
要するに俺は音芽の全てに夢中になってアイツを気遣ってやれるゆとりを失くしてしまった。
立ったまま、後ろから音芽の小さな身体を押さえつけるように激しく求めて追い上げて、音芽が俺からの責め苦に啼けば啼くほど、もっと声を上げさせたいと思ってしまった。
風呂の中で反響して思いのほか大きく聞こえてしまう自分の声に驚いて、必死で抑えようと口を塞ぐ音芽の様がまた可愛くて。
さらに彼女をいじめたくてたまらなくなる。
高級マンションだし、本当はそうそう部屋の中の音なんて外には漏れ聞こえないのを承知で、わざと煽るように「声、聞かれたくなかったら堪えろよ?」とか意地悪く音芽を追い詰めて、その度にギュッと締まる彼女のナカの感触を堪能した。
結果、俺が満足した頃には音芽は自力で立っていられないぐらいに疲れ果ててしまっていて。
脱衣所で丁寧に身体を拭いてやってから「何か着ねぇとまた襲うぞ」と半分脅すようにして何とか服を着替えさせた。
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