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もともとこの曲自体は母親が譜面を持っていて知っていたらしい。
どんな曲なのかも原曲を聴いて知っていて……英文で綴られた歌詞の和訳もその時に知ったそうだ。
――
Everything I do
I do it for you
僕がすることはすべて
君のためにしているのだと
――
「私、温和に愛されてるなって……。なのに私、あなたのこと、何にも分かってなかったなって。そう思ったら……この曲がどうしてもまた弾きたくなったの」
言って、「恥ずかしいでしょっ?」って真っ赤になる音芽が、俺はこの上なく愛しく思えた。
なぁ音芽、この歌が俺だって言うなら、その続きだってお前は知ってるはずだよな?
――
Take me as I am
Take my life
I would give it all, I would sacrifice
選んで欲しい このままの僕を
奪って欲しい 僕の人生を
そのすべてを贈ろう 僕自身を捧げよう
――
「――俺のすべてはお前のものだ、音芽」
ギュッと音芽を腕に抱きしめて、俺は絶対にこいつを離したくないって思ったんだ。
だって、俺にとって音芽以上に心を揺さぶる存在はいないのだから。
終わり(2020/06/15−2020/06/28)
――
I Do It For You -Bryan Adams -(1991)
http://musiclyrics.blog.jp/archives/19260378.html
ピアノバージョン
https://youtu.be/w35-7jKuWFg
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