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「ん……っ」
ほんの少しかすっただけでも、音芽の乳首が固く勃ち上がっているのが感じられて、その感度の良さに煽られる。
いつもなら先の敏感な部分はわざと外して乳房全体を揉みしだくところだけど、今日は俺のほうにそのゆとりがなくて。
引っ掻くように固くしこったそこを爪弾いたら、
「……ゃあんっ」
途端音芽がたまらないみたいに小さく喘いで、それが物凄く可愛くて。
「音芽、せっかくの防音室だし、今日は声を我慢しないこと。――出来るか?」
小さく首肯する音芽の反応を確認してから、右手を胸から外すと、背後から音芽の口の端を割って人差し指を滑り込ませる。歯列をなぞって口を開かせると、
「舐めて?」
耳元で声を低めて指示を出す。従順な音芽は、それだけでおずおずと指先に熱い舌を絡みつかせてくる。
「ん、ふっ……」
チュクチュクとわざと音を立てるように音芽の舌を追い立てて、唾液を指先に絡めとる。
口を閉じられなくて燕下しきれないそれが、音芽の口から溢れて顎を伝った。
そのまま首筋を流れて胸の方まで濡らしてきたのを、わざと「仕方ねぇな」と声に出して音芽を辱めてから、胸をもてあそぶ手で彼女のふくらみを這うための潤滑油にする。
「あ、はぁっ……」
ずっと口の中を俺の指で犯されているようなものだからか、音芽の息が上がって、手に触れる吐息が熱を孕んで熱い。
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